ロシアのカザニで行われている水泳世界選手権第１４日で
星奈津美選手が２分５秒５６で優勝。


五輪、世界選手権を通じて女子２００ｍバタフライにおける
日本人初の金メダルを獲得した。


星奈津美選手はバセドー病を克服し完全復活をアピールした。


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バセドー病とはどんな病気なのか。

原因はなんだろうか。

快挙の陰に星奈津美選手のどんな苦闘があったのか
真相に迫りたいと思います。



バセドー病と言うと眼球突出という外的な特徴しか
一般には知られていませんが、甲状腺ホルモンが大量に産生され、
血液中に多く流れ込んで全身の新陳代謝を異常に活発化させる病気です。


体全体が常にエネルギー全開状態になるために
運動選手に取っては選手生命に関わる病気です。


水泳のような秒単位の記録を求められる競技において
相当なハンディを負う事になります。


星奈津美選手は埼玉春日部共栄高校に在籍中に
バセドー病を発症しました。


体力が異常に消耗する病気に水泳を諦めかかったこともあったでしょうに
不屈の精神で世界のトップスイマーになったことは
本当にすばらしいことだと思います。


水泳のできない期間があっても筋トレをしながら
水泳のできるようにバセドー病の克服を信じて努力してきたことは
賞賛に値します。


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それではバセドー病の原因は分かっているのでしょうか。


原因については今のところよくわかっていません。

過度なストレスが原因という説もありますし、
遺伝的な病気であるとも言われています。


バセドウ病を発症する場合、
多くはその家系内に甲状腺関連の病気を患った人がいることが
多いことから推測されますが
原因不明の難病であることに間違いはありません。


眼球突出という側面ばかり取り沙汰されますが
病気にかかった本人しか分からない苦痛との闘いなのですね。


難病を克服し
来年のリオデジャネイロ五輪の代表権も手中にして
世界記録更新に邁進する星奈津美選手を
これからも応援していきましょう。


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